
こんにちは!
今日はロサンゼルス近郊にお住まいの方向けに、近場でバケーション&リゾート気分を味わえる「カタリナ島」(英:Santa Catalina Island) 観光についてご紹介します。
ロサンゼルスから日帰りで行けるカタリナ島ですが、意外にも「行ったことがない」「どんなところか知らない」と言うひとが多いようす。
子連れのファミリーや夫婦で行ける“隠れプチリゾート”の観光をご紹介します。
カタリナ島・おすすめ日帰り観光プラン
【まずは事前にフェリーの予約から】

行くと決まれば、Catalina Expressの公式サイトから、希望の日付・時間帯のフェリーを予約しましょう。
San Pedro発着便は、Two HarboursとAvalonの両方の港へ。
Long Beach発着便は、Avalonの港のみ。
2020年9月現在、往復で大人1枚あたり$37.25 USD.
Two Harboursはどちらかと言うと地元のリピーター客向けで、観光客が少ない分より静かにマリンスポーツやキャンプをする人向けのエリアです。
初めてカタリナ島へ訪れる人や、観光目当ての人は、アバロンAvalon行きのフェリーを予約しましょう!

サンペドロ港から出発すると、ロサンゼルス港を出入りする大型コンテナをつんだタンカーや、停泊中のUSSアイオワ号(Battleship Iowa)も見れて、出だしからテンションがあがります!
また海面を観察していると、フェリーの近くにイルカたちがやってきて、シンクロジャンプするシーンも見ることができます。
こども達は大喜びですね!
カタリナ島ってどんなところ?

そもそも、カタリナ島ってどんなところでしょう。
カタリナ島は、1880年代に富豪たちのバケーション先として愛されており、現在の島の中心地・アバロンの町は、1887年に設立されました。
またその当時、全米で最も古いとされるフィッシングクラブ・「The Avalon Tuna Club」が設立され、クラブには映画俳優ジョン・ウェインやチャーチル元英国首相など、名だたる人物たちが加盟していたことでも有名です。

その後、1919年にアメリカの最大のチューインガム会社CEOウィリアム・リングリー氏がカタリナ島の大部分を買い取り、リゾート開発を始めました。
またウィルアム氏はアメリカ・メジャーリーグのシカゴ・カブスを買収していたため、カブスのスプリングキャンプ地になっていたこととしても有名です。
それから数十年後、1975年からは自然保護団体(Catalina Island Conservancy)が島の8割以上を管轄するようになり、島の住民たちのほとんどは、Avalonに集中することになったのです。
午前中は効率よくアバロンをぐるっと観光!ハマー・ジープツアー

実は、カタリナ島にはバイソンが生息していることをご存じでしたか?
とはいえ、アバロンの町中では見ることはできず、バイソンを見る方法としておすすめなのが、島内のジープツアーに参加すること!
前述した通り、カタリナ島の8割以上は、自然保護団体により管轄されており、管轄地域に入るには許可がいります。
そしてこのジープツアーのいいところは、その管轄地域に入れること。
またジープは360度オープン席で、島の一番標高が高いエリアまで連れていってくれるため、一面に青い海の絶景を見渡すことができます!
たまに未舗装の道路を走るため、けっこう揺れるところもありますが、ユーモアあふれるドライバーガイドさんがゆかいなナレーションで楽しませてくれるので、そこも楽しみのひとつです。
予約は公式ホームページより
【ジープツアー情報】
催行会社名:Catalina Tours
所要時間:約2時間
料金:大人約$90 USD (2020.09 現在)
※COVID-19情報
・現在は予約受け付け中!
・ツアー参加者のマスク装着義務あり
・ソーシャル・ディスタンスのため乗車定員を制限中
・定期的な消毒を徹底している
海辺のレストランでプチ贅沢ランチ

せっかく島にきたからには、海辺の景色がいいテラス席でランチを♪
ロサンゼルスに数店舗を構えるBluewaterが良いロケーションに!
海水はすき通ってとってもキレイで、マリンスポーツを楽しむ人たちや泳いでいる人たちを観察しながら、料理が運ばれてくるのを待ちます・・・
レストラン情報
Bluewater Avalon
Address: 306 Crescent Ave, Avalon, CA 90704
おすすめメニュー
Appetizer : Seared Scallops, Oysters on the Half Shell
Main : Fish Tacos, San Francisco Cioppino
午後はアバロンの町を散策(徒歩またはゴルフカート)

帰りのフェリー時間までの間は、アバロンの町を散策しましょう。
徒歩ですべて歩いてまわれるほど、コンパクトな町です。
歩くのがきつい人や子連れファミリーには、レンタルゴルフカートがおすすめです。
実はカタリナ島、車が全くといいほど走っていません。それもそのはず、島内で乗用車を購入ためには許可が必要で、現在その許可待ちはなんと数年後だとか!
なので、島内の移動には主にゴルフカートや自転車を利用します。
町のほとんどが観光により成り立っているので、おみやげショップや、可愛らしいブティックホテル、アートギャラリー、カフェ・レストランなどが立ち並んでいます。
夏はビーチで海水浴+日光浴をのんびり楽しむ

アバロンの町から、歩いて約15分ほど、海沿いにある赤い屋根がひときわ目立つカジノホールを過ぎるとDescanso Beachがあります。
公共のシャワーや着替えルームなども併設されているので、ちょこっと水に浸かりたい人にはおすすめ。
ただし、カバナやビーチチェアーは有料で、これが結構高額です・・・・。
まとめ
とってもコンパクトな町アバロンは、日帰りで楽しむには良いロケーションですが、ジープツアーやアクティビティなどを事前に計画していないと、「つまらない」で終わってしまう可能性も。
また、正直なところツアーやアクティビティ、各種レンタル料金などは、他のリゾート地に比べて非常に高めです。
これも観光アイランドならではかと思いますが、行ってびっくり、予算の関係上何もできなかった・・・・という事態にならないように、事前にチェックが必要なところ。
次の週末やホリデーのお出かけ計画に困った時は、ぜひチェックしてみてくださいね!